空き家マニアの皆さん、初めまして。
あっ、妻のうどんがお世話になってます。釣り師の旦那です。
全国のナイスな空き家を見に連れまわされるせいで、
フリーランス釣り師に転職を余儀なくされた旦那です。
マイホームローン×完全出来高制生活、めっちゃ辛いっす。

突然ですが、コレを見ているアナタ。GWはどのように過ごされましたか？

（筆者撮影）

ゴールデンウィークはどこもかしこもアマチュア釣り師ばかりでアレなので、自分も世に倣って家でゴロゴ…じゃなくて、ステイホームかまそうと思ってたんですけどね…初日に早速「新潟の三条市に目玉案件があるから行くぞ！」って叩き起こされたんですわ。5月の空に飛んで行った俺のステイホームGW。ふとんに帰りたい気持ちを抑えながら、今日は俺、うどん旦那が目玉物件をゆるーくご紹介します。

物件のある新潟県三条市は、室町時代から金物製造が盛んで、隣の燕市と共に「ものづくりの町」として有名。
三条市はキャンプ用品で有名なキャプテンスタッグ、スノーピークスが生まれた町。燕市は某リンゴの部品とか作ってたり、あの下町～って某ドラマの舞台にもなったんですよ。

物件の近くには三条鍛冶道場なる、越後三条鍛冶集団が鍛冶の魅力、ものづくりの楽しさや技術を伝えるための施設もあります。越後三条鍛冶集団、EX●LEよりかっけえ。

そして…今回は空き家ゲートウェイ史上初！！建物、ではなく更地なんです！しかも…

100円（ワンコイン）！！

これは早い者勝ちですねー…。前情報としてはそんなに大きい土地ではないけれど、駅チカでお店もスーパー、ドラッグストア、オシャレ雑貨屋からカフェ、トレーニングルーム完備の綺麗な体育館も徒歩圏内とのこと。ええやん…。

だがしかし、100円ゆえのデメリットを諸君も知りたいのではなかろうか。（キラーン、とカメラ目線）
レア物件にハイになりがちな妻・うどんとは違い、その辺はしっかりとお伝えしますのでご安心を。

まずは周辺の道路。この辺りは城下町の名残なのか、今でも軽自動車がギリギリ通れる道が多いです。物件周辺も例に漏れず、うどん号（軽）でも冷や冷やする狭さ。

（筆者撮影）

（筆者撮影）

土地自体も家を建てられる程ではないし、前の道も軽トラでギリという道幅。建築資材を運ぶにも2トントラックすら難しいだろう。こんな状況はまさに100円物件ならではだが、活用法を見つけた時の「してやった感」は100円物件だからこそ味わえる醍醐味！逆に考えれば一人で作業するには事足りる広さだし、youtubeでよく見る、自分で小屋を建てるヤツとかいいかもしれない。

（※現在は県の地域振興局環境センターで投棄を調べ指導してもらいキレイになっています。）

（筆者撮影）

最寄りの北三条駅からは徒歩12分。そして近くの大手ドラッグストアまでは2分。その向かいにはスーパーと、大手衣料品店、さらに2019年12月にOPENしたばかりの綺麗な体育館も。何ココ？全部ココで集約されとるやん？最高の立地条件…便利過ぎる…。

（筆者撮影）

しかもここ近年、若者が三条を盛り上げようと様々な取り組みをしているそうだ。

・地元出身の若者たちを中心にお店を運営しており、日々自分の「やってみたい！」を胸に活動するTREE

・三条市の農家で生まれた幼馴染３人で結成された農業ユニット「農業Crew（クルー）」

俺…サーファーじゃなくて釣り師だけど、この波に乗りたい…！

そして、この小さなワンコイン更地をどう活かすか。軽トラベースのキッチンカーやキャンピングカーで、モビリティなカフェやコワーキングスペース…なんていうのも良さそうだ。だけど大通りから少し入った、車では入りづらい立地。相当美味しいものや珍しいもの、このコワーキングスペースで仕事したい！と思えるものを提供出来ないと難しい…。

物件近くの体育館内にあるシャレオツカフェでコーヒーを飲みながら、ロダンの考える人みたいなポーズを取る俺に、キャンキャンと賑やかな妻・うどんが言い放つ。

「旦那さんさー、職人にも興味あったじゃん？あと小屋のDIY？あの100円更地でどっちもやっちゃえば？？」

うどんプランでは、三条鍛冶道場に通い詰めて職人の技を身に着けながら、あの更地で小屋を建ててアトリエを作る、との事。なんて説明しながら自分で小屋を建てるyoutube動画を見せてくる妻。

「近くのホームセンターで、購入者には60分軽トラレンタル無料ってサービスもあるらしいし～！」

（Googleストリートビューより引用）

そんな職人技も小屋も簡単にはいかないだろーってツッコみつつも、アリかもしれないと妄想する俺。アクセサリーだと既にあるけど、オーダーメイドで作った包丁に名前などを自分で刻印出来るアトリエとかいいかもしれない。

手の届く範囲にいろんなモノやコトがある、そんな三条に注目する若い人達。そして、伝統を受け継ぎながらも、革新を恐れずに進み続けてきた新潟・三条の高い技術が今、世界中から注目されている。

「ちょうどよく」て「これから」の町・三条で、自分に合った夢を作っていくのも悪くない。そう考えながら、北三条駅から更地に通うための折り畳み自転車をamazonでポチった旦那なのであった。

《土地活用をご検討されている方へ》

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