DIY系YouTuberで一攫千金も夢じゃない?!
【成約済】目の前は獣道!!中野市の100円チャレンジング物件
空き家マニアの皆様、お元気ですか?
音楽フェス開催でクラスターとかニュースになっていますね。
中野市のあの物件で、感染対策しっかりして選ばれし者だけの少人数フェスだったら、クラスターとか起きないのでは?なんて色々考えちゃって、以前ご紹介した中野市のあの物件が気になって気になって夜も眠れないけれど元気です。
そういえば…うさ吉さん元気かな?人ん家の草とか勝手に食べていないかな?気になったので早速TELしようとスマホ手にしたら、なんとうさ吉さんからCALL!!「あっ、うどんさん??この前一緒に行った物件、大人気で受付終了しちゃいましたよ~!」と残念なお知らせが。
えええー!!これでもう選ばれし者のフェスが…!!落胆していると「だけど…またおすすめの100円物件、出ちゃったんですよー!!見に来ません??斑尾高原の別荘エリアにあるんですけど、温泉や登山口も近い上に森林浴も出来て別荘感満載ですよー!」
避暑地?別荘?温泉??しかも100円…?これは見に行くしかないでしょー!!と、釣って来た魚をなんとかクックの人みたいに捌いている旦那さんに留守を任せて、うどん号アクセル全開でいざ斑尾高原へ!!
長野県と新潟県の県境に位置する斑尾高原は、斑尾山の山麓に位置する高原リゾート地で100軒もの個性あふれるホテルやペンション、ショップが点在するそうな。冬はスキー、グリーンシーズンはアウトドアやトレッキングなどのアクティビティを楽しめます。そして物件近くには「まだらおの湯」という温泉も。
そうこうしているうちに、待ち合わせ場所のまだらおの湯に到着。
うさ吉さんは…とキョロキョロしていると「お久しぶりですー!あれ?何だか痩せました?旦那さん釣れてないの?」と背後からつんつん。ダイジョウブですよー、釣れてるしもりもり食べてますわー。と若干ムカつきつつ返しながら、物件はどちら?とキョロキョロ。
「ああー、ここからは見えないです。歩いて5分のところに別荘地帯があるんですよ。ささ、こっちです」と先導するうさ吉さん。5分で温泉に来られるなんて、別荘として申し分ないわー!なんて鼻歌歌いながらついて行くと「…たぶん5分くらい、です。」と注訳。多分ておまえ…。
ぴょんぴょんと先に行くうさ吉さんを追いかけながら、別荘地って聞いたからお気に入りのパンプスで来ちゃったことを後悔。うさぎって結構速いのよねー。だんだんと坂の勾配もついてくる道を息切らしながら追いかける私。うさぎ追いかける童話あったよね?アッチは少女だけど。これ以上険しくならないといいな…なんて思っていたら…
「こっちですよ!ほら、藪もぴょんと飛び越えて~!!」
と、道なき獣道に飛び込むうさ吉さん。ちょ…待てよ!!!これアウトドア飛び越してサバイバルじゃね?!と叫びながら後を追うも…いやこれなんて罰ゲーム??
ひたすらうさ吉さんのふりふりヒップを目印に懸命に追いかけると…木々生い茂る中にかすかに見える建物らしき影。
「着きましたよ!こちらがおすすめ100円物件です!!」空き家…?いや、空き家って言うかこれもう廃墟…??
「昔は2階建てくらいだったようですが…さすがに30年放置されているので窓も屋根も壊れていますねー」と何故か楽しそう。
壊れた窓から中を覗くと、まあ…若者の肝試しに使われそうな感じの室内。「夏は避暑地になりますが、冬は雪で真っ白なんですよねー…。だから屋根も雪の重さで壊れたのかも、ですねー」そっか、それならもっと涼しくなれるように、心霊スポット的にアミューズメント化するしかないんじゃない?と、ここまで来る疲れもあり投げやりなコメントをすると「やだなあーうどんさん。投げやり、カッコ悪いですよ?確かに建物はちょっと残念だけど…でも、春はコシアブラなどの山菜がたくさんなんですよ!!」
食いしん坊のうさ吉さんのセリフにさらに疲れを覚えながら、裏手に回るとどうやら階段だったものが横たわる。「これ屋根ですかねー?これだけ屋根が落ちていると昔はどんな姿だったのか、気になりますよね。」
と障害物を軽快に避け室内を覗くうさ吉さん。こんなになる前は昭和レトロでおしゃれな別荘だったんだろうなー…って様子が伺える。
「ちなみに…オーナーさんのお話だと、昔は薪でお風呂を焚いたり、虫取りをしたり山菜採りをしたり、夜は満天の星空を観たりで大自然を満喫していたみたいですよー。」わ、自然派に嬉しい情報じゃないかー!と、ふと周りを見渡すと、白樺やブナの木に囲まれていることに気づく。…ああー、程よい涼しさと澄んだ空気、森林浴が出来て気持ちいい…。
さらに裏手に回り込んだうさ吉さんから「この物件、2階だったところに木が生えているっぽいですねー!」と呼ばれて行ってみると、
あらま。ナチュラルな空中庭園?が出来ていた。活かして何か出来たらいいけど、物件復活には除去が必須だろうなー…残念。
「心が痛みますね…」としんみりするうさ吉さんと、窓から一緒に覗いた先にはキッチンが。冷蔵庫や食器が残ってる。冷蔵庫はレトロなデザインで直せるなら使いたいけど…いろいろ無理だろうなー。
耳をぱたぱたさせ「空き家マニアのうどんさんなら、この物件、どうしますか?」とクリクリおめめで見つめてくる。
うっ、可愛い…。
そうだなあー…。この場所のロケーション自体は森林浴出来ていいなって思い始めているけど…まずここまで来る道を作らなきゃだし、それには草刈りも必要…あ、電気・ガス・上下水道も通さなきゃだし…チャレンジングな物件ってことは確かだよね。
「そうなんですよー…。道路に面してもいないし、たどり着くためには他の土地の所有者に許可を得なきゃですので、今、中野市のほうで交渉中なんですよ。電気や水回りは調査が必要ですね。あと境界線の確認にはお手続きが必要なんですよー。はは、いろいろ大変だなあ」と最後は他人事のように笑う。
でもさ、例えばこれをプロジェクトにして、有志を募って自分たちの手でこの廃墟…じゃなくて空き家を素敵な別荘に作り上げていくっていうのも面白そうじゃない?着手前から動画を撮影してyoutubeなんかで公開してさ。まだらおの湯のところにキャビンコテージもキャンプ場もあるから、作業中はそこで泊るとかね。仲間とキャンプしながらって楽しそうじゃない?
「!?うどんさん、それめっちゃ面白そうじゃないですか!!あっ、なんならボク、マスコットキャラとコシアブラ担当しますよ!」
マスコットキャラはどう使うのか思いつかないけど…とりあえずコシアブラは担当つけるほどじゃないからいいかな、うん。
ええ~?!とロップイヤーのように耳を項垂れるうさ吉さんに「まあまあ。春までに完成したら、コシアブラパーティしようね。さ、ここまで来るのに汗だくになっちゃったから、まだらおの湯で汗流して帰ろうよ」と肩を叩くうどんなのでした。
☆うさ吉さんと実際に現地に行ってきました!!☆
※接道していないため別所有者の土地を経由して入る場所にございます。現在別所有者の方に承諾を得る交渉をしております。
※本物件は取得手続きについて法律上問題のないように、自身での調べ、所有者と契約を結ぶ必要があります。 これについては当事者間の話になるので行政が責任を負いませんので、契約時に所有者に対して不安のないよう善良な人物であることが望ましいです。
※電気、水道については調査の必要がございます。
※地目:原野の為、土地のみをメインで活用する場合はそのままで活用いただくこともできます。
※草刈りを行い人が通れる程度の導線は現状確保しております。
※建物登記はございません。
物件情報
物件所在エリア /
長野県中野市大字永江
売却価格 /
100円
建物構造・地上階 /
木造、コンクリート
築年数 /
築47年
建物面積 /
不明
地上階 /
現状1階(元は2階建て)
間取り /
不明
土地面積 /
951㎡
交通 /
上信越自動車道 豊田飯山IC 車で10分
その他・維持費等 /
水回り、電気は調査が必要
接道していないため別所有者の土地を経由して入る必要あり。現在別所有者の方に承諾を得る交渉中。
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建物は廃墟同然、物件への道はなく別所有者の土地を通らないと辿り着けない、電気・ガス・上下水道や土地境界線の調査や手続きが必要…など、なかなかハードモードな今回の空き家。だけど…まだらお温泉から(たぶん)徒歩5分の別荘地にあり、白樺やブナの木に囲まれた立地条件は100円以上の価値がありそう。夫婦や家族で斑尾高原での週末キャンプを楽しみつつ、自分たちの別荘を作り上げるもよし、仲間同士で協力して、共同の隠れ家を作るもよし。手に入れた瞬間から、いつもの日常を変えてくれる存在になること間違いナシ!の物件です。斑尾高原で『チャレンジングDIY』してみませんか?
※この物件は上記期間(最大30日)をもちまして、活用者募集を締め切ります。期間後オーナーさま側で選定を行い、売却の可能性のある方へのみお返事させて頂きます。ご了承ください。
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道なき道を進んでいかなきゃいけない今回の物件。正直言っちゃうと物件自体を褒めるポイントは皆無!!だけど温泉まで徒歩5分、さらに白樺やブナに囲まれた森の中の立地条件とかろうじて残っている1階部分に残る、昭和レトロでセンスの良さが伺えるランプや冷蔵庫に「●的!ビ●ォーアフター」の匠ばりに生き返らせてやりたくなるチャレンジ精神がムックムクとなっちゃうから不思議!!自分のもう一つの城としてコツコツ作り上げていくのも良いけど、動画企画として有志で近くのコテージやキャンプ場に泊まって楽しみながらDIY・リノベーションしていくのも楽しそう?!今年もあと3か月。思い出造りに空き家DIYでアオハルしようぜ!!
ライター:讃岐うどん